こんにちは。大津市堅田駅前のかたた眼科医院院長の山口真史です。
お盆が終わり、日常のタイムスケジュールが戻ってきました。
当かたた眼科医院も、本日8月16日火曜日より通常の診療となっています。
当院は予約は不要です。待ち時間も少なく、密にならず、いつも通りおひとりずつじっくり診察しております。
大人は仕事が始まり、忙しい毎日が始まることと思います。
そんな中で、気になっているのは「目が見えにくくなってきた」「視野が狭くなってきた」などの症状があるにも関わらず、「仕事があって来れなかった」「仕事が休めなかった」など諸事情により、閉院時間ギリギリになって駆け込まれるケースです。
診察してみるとかなり重篤で、このまま放置していたら失明する恐れもあったり、すぐにでも手術が必要な場合もあったりしますが、なにぶん夕方遅い時間だと、紹介先の病院も受付が終わっているなどで大変患者さんにとっても危険で困ることになります。
そこまでの症状ではない場合でも、目の状態を知るためにいろいろな検査が必要だったり、瞳孔を広げる薬を使った検査（散瞳検査）が必要な場合などは、時間もかかり、車の運転もできないこともあります。
ご自身の大切な目、もしも何かあったら取り換えができない目です。
いつもと様子が違う。見え方がおかしい。など、何か不調があった場合には、仕事などご事情はあるでしょうが、早め早めの受診をお願いします。
受診して、何ともなければそれでよし、です。
また、病気というものは「時間による経過観察」も大変重要になってきます。「しばらくこのまま様子を見て下さい」と言うのは決して「何もしてくれなかった」ではありません。指示通りに経過を見せに、受診をお願いします。医療は医師と患者さん、双方の信頼により成り立つものですので、よろしくお願いします。
小さな子どもさんの場合は特に、夕方から夜にかけては眠くもなるし、機嫌も悪くなり、症状が悪化することが多いものです。子どもさんも、大人と同様、何かあった時のためにも早めの時間、早めの機会に受診をお願いします。
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